コントローラの選定
コントローラの種類
標準コントローラ
振動の強弱調整だけの機能しかないコントローラです。通常、どのコントローラにも、内部に100V・200V・全波・半波の切替スイッチがありますので、適切な設定に合わせて使用して下さい。運転のオン・オフは、無電圧有接点信号で制御します。オプションで12V~24Vの電圧信号で制御できるものもあります。(OP-1基盤) 電源(100V 200V)のオン・オフでは、絶対に制御しないで下さい。故障の原因となります。 オプションユニットの追加で、直進フィーダ・ホッパなどの満杯検知のセンサ入力とオンディレィ・オフディレィの制御を追加できます。- センサ入力 リレー出力 制御BOX (CTU-03N取扱説明書)
- 標準コントローラ (CTR-5N取扱説明書)
- センサ制御付標準コントローラ (CTR-5T取扱説明書)
- 低速・高速 速度切替機能付標準コントローラ (CTR-5W取扱説明書)
定電圧コントローラ
時間帯や設備使用状況の変化などで電圧が変動する場合、パーツフィーダはその影響をもろに受けます。定電圧コントローラは、電圧の変動を一定に保つことによって、パーツフィーダの動作を安定させることができます。現在では、インバータコントローラの普及で、定電圧コントローラ使用するケースは、少なくなりました。インバータコントローラ(周波数可変コントローラ)
パーツフィーダの駆動周波数を変更できるコントローラです。バネを増やしたり、減らしたりして振動調整をすることなく、パーツフィーダを駆動させることができます。また、50Hz地域・60Hz地域に関係なく駆動できますので、非常に便利です。 微小ワークで、60Hzの共振点よりも細かい振動が必要な場合は70Hz以上で使用したり、大きなボウルを駆動させる場合、50Hz以下で駆動させたりすることもできます。電圧を一定に保つ定電圧機能も兼ね備えています。 オプションで、定振幅機能を追加できるタイプのコントローラもあります。(CVFN MFシリーズ) シーケンサによる制御でボリュームを無段階に可変できるタイプもあります。(CVFN MZシリーズ)- 周波数可変コントローラ (CVFN M取扱説明書)
- PLC(シーケンサ)のD/A出力でボリュームを無段階で可変できる周波数可変コントローラ (CVFN MZ取扱説明書)
- 大型ボウル用周波数可変コントローラ (CRF-5BM取扱説明書 )
- 大型ボウル用周波数可変コントローラ (CRF-8取扱説明書)
- ドラムフィーダ用周波数可変コントローラ (CVFN3MD取扱説明書)
定振幅コントローラ
振動検知センサを発振体に取り付けて振動を監視し、コントローラにフィールドバックさせることによって、振幅を常に一定に保ちます。電圧やワーク投入量などの変動に対して、振動はほぼ一定になります。振動の変動に悩まされる環境下では、大変便利です。通常インバータ機能を兼ね備えています。- 定振幅 周波数可変コントローラ
- CVFN-MF(定振幅タイプ)
- CVFN MZF取扱説明書
- CRF-5BMF取扱説明書
- CVFN-MF(定振幅タイプ)
- 定振幅 関連 / 定振幅センサ 及び 基盤