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パーツフィーダにおいてもっとも重要な要素であるボウルの径は、部品(ワーク)の大きさによってほぼ決まります。排出能力(1分当たりの供給数)や、難易度・ストック量・カラミ等によってもボウル径が左右されます。 また、ワーク形状や使用条件によって、円筒ボウルか段付ボウルかを選定します。それらすべてを考慮に入れてボウルの種類や大きさを決定しなければ、導入後に思いもよらぬトラブルに巻き込まれる危険性があります。例えば、ボウル内の詰まり・能力不足・チョコ停・達成率の低下等であります。

ボウルの種類

円筒ボウル

円筒ボウルは、もっとも一般的に使用されるものです。なぜなら、汎用性が一番きくからです。外周に異姿勢ワークを回収するバケットを設けることがほとんどです。ワークの大きさに対してボウル径が小さいと、トラックとトラックの間でワークがブリッジを起こして、詰りの原因になります。ボウル径は、大きめのものを採用する方がトラブルを回避できます。

段付ボウル

段付ボウルは、比較的簡単な選別に使用されます。外周に異姿勢ワークを回収するバケットを設けることができないことが、理由です。円筒ボウルのように、トラックの上にトラックがないのでボウル内で詰まることはありません。一般的に大型ワークに採用されることが多くなります。 その他、皿ボウル・円すいボウル・アルミボウル等ありますが、どれを採用するかは、パーツフィーダメーカーに決定してもらいましょう。
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