パフォーマンスの高いパーツフィーダを購入する方法とは?
パーツフィーダ業界の真実
パフォーマンスの高いパーツフィーダを購入する方法とは?
誰もが安い しかも 性能の良いパーツフィーダを購入したいと思うのは当然です。
その方法を ブログを 見て頂いた貴方だけに 特別に お伝えいたします。
しかも、その行動が、日本の世界最高水準のパーツフィーダの技術を後世に残すことができる
ひとつの方法かもしれません。
日本でいつまで、パーツフィーダを購入できるでしょうか?
10年でしょうか? 20年でしょうか? そう遠くない将来 日本には パーツフィーダを作る技術者は、
ほとんど いなくなるのではないかと危惧しています。
パーツフィーダのボウル部分の選別部分を一人で造れるようになるまで、何年かかるかご存知でしょうか?
簡単なワークのパーツフィーダでも、最低でも5年は かかります。
10年~15年以上経験を踏まないと 一人前とは言えないかもしれません。
20年30年経験してきた職人でも 新たにトライする難ワークや 多列や多品種兼用のパーツフィーダの仕事で
頭をかかえ、どツボにはまり こんな仕事をするくらいだったら
コンビニでアルバイトしたほうがましだったと嘆いているのを何度も聞いてきました。
パーツフィーダを造る職人は すごく頑固ですが みんな人のいい 町工場の職人のおっちゃん達です。
でも おっちゃん達の息子さんは、ほとんど働いていません。息子に給料を払える余裕もないし、
みんな 口々に こういいます。
「息子にだけは こんな苦労を味あわせたくないと」
パーツフィーダ職人の高齢化は、深刻です。若くても46歳くらい。20歳代 30歳代でパーツフィーダの
職人を目指している若者は、ほとんど いないのではないかと思います。
貴方は 大手や上場企業の名の通ったパーツフィーダ屋さんに発注したから、 パフォーマンスの高い
パーツフィーダが完成するとタカをくくって 安心して 高いお金を支払っていないでしょうか?
そうだとしたら もうすこし 私の話をお聞きください。そうすれば、
もしかしたら 日本の高い技術力の おそらく世界有数の技術力を 後世に残せるかもしれません。
貴方が大手パーツフィーダに発注した仕事を、東大阪や守口や摂津のガレージシャッターの5坪や
10坪の作業場で製作しています。
大手パーツフィーダメーカーが受注した仕事を このような町工場の職人に
パーツフィーダの肝心かなめのボウル部分を外注します。
しかも、大手であればあるほど、当然 間接コストや会社経費が 零細中小企業よりも 多く
かかっているので、外注の職人に支払う金額は、低くなります。
そうすると、必然的に 職人の仕事に対するモチベーションが下がり、手を抜くことになります。
安い受注価格では 手間ひまをかけて丹精込めて 製作することができなくなってしまいます。
職人にとって大変 不本意ではありますが、死活問題になるので 断腸の思いでそうせざるを得ません。
もちろん、それがすべてではありません。自社に優れた技術者を雇用している
パーツフィーダの大手企業もあります。
しかしながら 技術力の高い職人ほど独立して、そのような 町の作業場で 一人で祝日
土日関係なく遅くまで働いていることが大半です。
そうは、言っても パーツフィーダは 非常に奥が深いので、弊社でも
能力が達成できず、納期に大幅に遅れたり、製作に失敗して作り変えする間に
設備が稼働し始めて、アルバイトにワークの供給をしてもらうという、
人間パーツフィーダをしたこともあります。
あるパーツフィーダの職人の方は請け負った仕事に悩んで、私に相談されてきました。
多種兼用で、非常に難しい仕事内容でありました。
その時に、製作構想図などをスケッチしていた 説明するためのノートに ごめんなさいと書かれた、
親しい人に送るための手紙の原稿がちらっと見えました。
その時は、気にはなっていたのですが、まさか。お会いした数週間後に 自ら
人生の終止符をうたれるとは。
お会いした日 バレンタインデーでしたが 大阪に帰るのに大雪で7時間
かかって帰りました。
今に思えば 涙雪だったかもしれません。もっと突っ込んで、
悩みを聞いておけばよかったと悔やんでも悔やみきれない痛恨の後悔。
パーツフィーダ職人は、大手パーツフィーダメーカーからの仕事を請け負い、
御社のために身を削って働いています。
パーツフィーダの職人のたばこ喫煙率は高く、
ほとんどの職人がたばこを吸っているのではないでしょうか。
それほど ストレスがたまります。
あと、10年か20年もすれば、日本人ではなく、忍耐力があり、賃金の安い発展途上国の人たちだけが、
パーツフィーダを製造しているかもしれません。
そうならないように 私が10年間考え抜いたアイデアがあります。
しかもそれは 御社の工場のチョコ亭を少なくし、コストパフォーマンスのパーツフィーダを
購入できるかもしれない方法です。
貴方は、不思議に思ったことがありませんか?
パーツフィーダでこんな体験をしたことがありませんでしょうか?
同じワークのパーツフィーダで、導入時期も同じなのに、なぜこっちのパーツフィーダは
トラブルがないのに、あっちのパーツフィーダはトラブルのか?
なぜ、リピートのパーツフィーダなのに、以前のパーツフィーダは快調で
新たに導入したパーツフィーダは、能力不足になっているのだろうか?
リピートなのに、いつも形がちがうのだろうか?と
それは、なぜかというと、製作している職人が違うからです。
なんだ!当たり前ではないかと思われるでしょうが、怒らないで聞いてください。
それでは、トラブルの少ない、能力の高い 素晴らしいパーツフィーダを製作する
職人にパーツフィーダを製作してもらうには、
どうしたらよいでしょうか?
大手のパーツフィーダメーカーには、豊富なノウハウがあります。
優れた職人を社内や社外に囲っていることでしょう。
大手のパーツフィーダメーカーが、貴方の仕事に優秀な職人を担当させれば、
トラブルのない能力の高いパーツフィーダを購入することができるでしょう。
しかし、優秀なパーツフィーダメーカーが、貴方の仕事に優秀な職人を
あてがうとは限りません。
貴方が、自宅を建設するのに、竹中工務店に発注したとしても
優秀なスタッフが、貴方の自宅建設のプロジェクトにかかわるとは、限りません。
地元の親切な工務店に、優秀な棟梁と大工さんを担当してもらうようにしたほうが、
はるかに 安くて 立派な自宅ができるはずです。
パーツフィーダ職人の指名制
もし、貴方が 素晴らしいパーツフィーダを購入できた時に、
パーツフィーダメーカーの担当者に誰がボウルを製作したか聞いてください。
そして、その職人を指名してパーツフィーダを発注することです。
そうすれば、パフォーマンスの高いパーツフィーダを購入できる確率が高くなります。
ただ、ワークによって職人の得意・不得意やその職人の仕事の込み具合もありますので、
パーツフィーダメーカーの担当者に、ご確認ください。
そして すみませんが 1台 3万円くらいの指名料をお願いします。
この一台 3万円の工賃の差が職人のモチベーションを高め、
素晴らしいパーツフィーダが出来上がります。この3万円の上乗せで、
後継者の育成の資金にあてがうこともできます。
少しばかりの余裕も生まれます。
本当に 職人・技術者は、お金に関係なく少しでも良いものを造ろうと必死で頑張っています。
この技術と職人を絶やさないためにも、なにか できることがあればと願っています。
最後までお読みいただき、本当に ありがとうございます。