パーツフィーダーボウルの裏側
貴方は、パーツフィーダのボウルをひっくり返し、裏側を確認されたことがありますか?
某 大手パーツフィーダメーカーのボウルの裏側 φ400
フランジの内側・外側いずれもリブ補強していない。 のっぺらぼうとしている。
某 大手パーツフィーダメーカーの別のボウルの裏側 φ400
リブ補強がほとんどない状況は同様。
株式会社シマテックのボウルの裏側 φ350
12か所のリブ補強
廃業した某パーツフィーダメーカーのボウルの裏側 センター止め仕様 φ500
まったく リブがない状態
株式会社シマテックのボウルの裏側 センター止め仕様 φ350
8か所のリブ補強
確かに、全波と半波、ボウルの大きさや 素ボウルの材料の厚みによって、補強しなくてもよい場合もあります。
しかしながら、それらを考慮して、補強をしないのではなく 納品時に 動いているから、
手間を省いているというのが、実情です。
株式会社シマテックでも、リブを入れない場合もありますが、その場合は、素ボウルの底板を3mm
側面の板を2.5mmの厚み(通常の厚みは、2mm)にして 素ボウル自体に強度をもたせています。
数年 パーツフィーダを動かしていた場合に、ネジのゆるみで共振周波数が変動した場合や、
振動や 材質の劣化で溶接の一部分が、溶接割れを起こした場合に
すぐに 振動が落ちるのは、どちらでしょうか。
見えないところだから、手を抜くという事は、株式会社シマテックでは しません。
しても、しなくても 振動が同じだから しないのではなく
今は、同じかもしれないけど、数年後のことも考えて やっておく
というのが、株式会社シマテックのスタンスです。