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供給能力を低下させているパーツフィーダーとは?

ボウルは、限りなく円に近い形状が理想です。アットランダムな姿勢で上ってくるワークを適切な姿勢に整列する際に、ほしい姿勢と異なる姿勢のワークは捨てて(ボウル内に排除して)、供給能力を低下させているパーツフィーダーをよく見かけます。 例えば、機械の処理能力(マシンタクト)が1分間に20個の場合、パーツフィーダの供給能力は30個以上あれば十分です。この場合、たとえそのワークが100個以上供給できるパーツフィーダを製作する事が可能であっても、30個の供給能力しかないパーツフィーダとはどんなものでしょうか? このようなパーツフィーダは、ボウルの半分以下しか選別箇所を設けないので、バランスの欠いたいびつな形状をしています。このようなボウルは、無理にバランスをとろうとして選別箇所の反対側にウエイトを溶接します。バランスをとらないと、バネ折れしたり、ワークの進むスピードがボウル内で不規則になるためです。

良いパーツフィーダーとは?

しかしながら、最大限の供給能力を確保するために、異姿勢ワークを捨てるのではなく、反転させたり、回転させたりして、強制的にほしい姿勢にいこうとすれば、選別距離を長くとる必要があり、ボウルの外周のすべてを使って選別しようとします。そのため、ボウルは、円に近くなります。無理にウエイトをつけて、ボウルを重くするだけの変形したボウルとは違います。 手間も製作時間も余分にかかりますが、供給能力が格段に向上しますので、パーツフィーダの停止する時間が増え、騒音時間が減ります。ボウル内の磨耗も最小限に抑えられます。 また、ワークをボウル内に捨てたりしませんのでワークを傷つけることなく、同じワークが何回もボウル内を周回することもありませんので汚れも少なくなります。納期やコストの関係で、すべてにおいてこのようなパーツフィーダを製作することは事実上不可能かもしれませんが、 私たちは、このようなパーツフィーダを製作するように最大限心がけております。
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